冬至(トゥンジー)
2024年12月21日(土)
強い季節風が吹き、寒波が続く冬至寒の頃。冬至雑炊を仏壇に供え家族で食べて寒さをしのぎます。冬至雑炊を食べたら正月が始まるとされ冬至正月ともよばれていました。
旧暦の12月8日。月桃(サンニン)の葉に包んで蒸した餅を火ヌ神や仏壇にお供えします。邪気払いと子供の健康を祈願する行事です。
旧暦の12月24日。火ヌ神や神々様に一年の無事息災を感謝し、祈願を解く日。火ヌ神が昇天する日とされ、台所に御茶湯や酒をお供えし線香をたきます。
旧暦の大晦日。旧暦の年末は12/29または12/30になる。大きななイベントはないが、旧正月の準備をしたり年越しそばを食べる家庭もある。
旧暦の1月1日。漁業の盛んな地域では今もなお旧正月の文化が根強く残っています。沖縄本島では海人の町として知られる糸満市が旧正月を行う事で有名です。
旧暦の1月2日~3日。年頭の豊漁祭りで漁師は船に若松や若木・大漁旗を立てて、航海安全と豊漁・健康を祈願し、船上や港で祝宴も行われます。
生まれ年と同じ干支(えと)にお祝いと健康祈願を行う行事。本来は12年に一度のお祝いですが、十三祝いまた還暦以降は盛大に行われます。
旧暦の1月4日。御願解きで昇天したヒヌカンがこの日に下天するとされ、ヒヌカンを迎える日です。下天しやすいように、線香で階段を作ってお供えします。
生まれ年と同じ干支(えと)にお祝いと健康祈願を行う行事。本来は12年に一度のお祝いですが、十三祝いまた還暦以降は盛大に行われます。
旧暦の1月16日。後生正月といわれ、祖先の霊にも正月を迎えさせてあげる行事です。馳走や餅や酒をお墓にお供えし先祖供養します。
旧暦の1月20日。正月が終わり飾り物を片付ける日。最後の正月行事としてテビチ汁やウムニーをヒヌカンや仏壇にお供えする家庭もある。
5月3~5日に行われる那覇新港で行われる競漕行事。お祭りの規模は大きく、競漕だけではなく様々なショーが3日間にかけて行われます。
旧暦の4月14日~15日。アブシとは田や畑の畦の事で、バレーは払うの意味があります。畦の雑草を刈り取り、害虫を駆除し豊作を祈願します。
アメリカの施政権が日本に返還され沖縄が本土復帰した日。毎年特に決まったイベントはないですが、本土復帰を記念したTV特番や歴史展やライブ等があったりします。
旧暦の5月4日。糸満市で最大級の豊漁祈願のお祭り。糸満市の一部の学校は休校や短縮になるほど盛大に行われます。
旧暦の5月4日。子供の健康や成長を願って玩具を買ってあげる習わしがあります。また豊漁や航海の安全を祈願するハーリーの日で、各地域の漁港では競漕が行われます。
旧暦の5月5日。本格的な夏の暑さに向かう時期。あまがしをヒヌカンや仏壇に供え、健康祈願と厄払いを行う日です。
旧暦の7月13日。お盆(旧盆)の初日に行われる精霊迎えの儀式を行う日。沖縄ではお正月よりもこの旧盆が一番大切な行事としてます。仏壇にお供え物をして、先祖の霊をお迎えします。
旧暦の7月14日。お盆(旧盆)の中日になり、ナカヌヒーとも言います。お中元を持っていったり、お線香をあげたりと親戚の仏壇をまわる事が多い日です。
旧暦の7月15日。旧盆で最も重要な日で精霊送りの儀式を行います。親族があつまり先祖の霊を送る為、この日は遅くまで親族でお酒を交わしたり昔話に興じたりします。
旧暦の8月8日。数え年88歳の長寿祝いで「米の祝い(ユニヌスージ)」ともいう。斗かき(沖縄方言でトーカチ)を挿して飾る事からトーカチと呼ばれるようになったとされる。
旧暦の8月8日~10日。多良間で行われる豊作感謝と予祝の豊年祭。八月ウガンとも呼ばれます。仲筋、塩川で正月と同じような芸能が上演されます。
旧暦の8月8日~10日。多良間で行われる豊作感謝と予祝の豊年祭。八月ウガンとも呼ばれます。仲筋、塩川で正月と同じような芸能が上演されます。
旧暦の8月10日。豆の収穫期でもあるので小豆を加えた赤カシチーをお供えし健康祈願をします。八月カシチーは魔よけ行事のシバサシと同時に行う家も多いです。
旧暦の8月15日。沖縄三大大綱曳きの一つで規模の大きい伝統行事です。豊年満作・大漁祈願、家内安全、無病息災を願い大綱引きが行われます。道ジュネーと呼ばれるパレードも見物。
旧暦の8月15日。小豆をくっつけたフチャギ餅を仏壇やヒヌカン、月前にお供えします。地域によっては踊りや獅子舞のパレードなどが行われたりします。
沖縄でも最大級のお祭り。メインイベントはギネス認定を受けた世界一の大綱挽きで58号線久茂地の十字路で行われます。とにかく迫力満点です。
旧暦の9月7日。数え年97歳に盛大な祝宴が行われる長寿祝い。沖縄ではオープンカーでパレードをする事が多いです。風車(沖縄方言でカジマヤー)を持たせる事から由来。
旧暦の9月9日。中国から伝わった行事。九が重なるこの日はおめでたい日とされていて、酒盃に菊の葉や花片を浮かべ供えし菊酒を飲んで健康祈願をします。